30代後半から40代以降の女性に多い症状。急にに体が熱くなって顔や頭がら汗がでたり、気分が落ち込んだりする、夜、眠れない(不眠症)などの経験はありませんか?それは更年期障害という病気の症状かもしれません。その原因と解消法について説明します!!
早い方で30代後半から体調不良や生理不順、気分の落ち込み、うつなど、人によってさまざまな症状が出てくると言われています。それは、更年期障害という病気かもしれません。
今回は、女性に多いと言われている更年期障害の症状や、改善方法について詳しく説明していきたいと思います。
女性の更年期障害とはどんんあ症状?更年期障害になぜなってしまうのか?
女性の卵巣から分泌されている女性ホルモンの『エストロゲン』が減少しておこります。
エストロゲンは40代半ばから徐々に減り始め、50歳前後で閉経を迎えると分泌量がほぼゼロになります。
エストロゲンの減少は自律神経の中枢である視床下部に悪影響を及ぼして、自律神経を失調させてさまざまな障害を引き起こします。
例えば、顔ののぼせや火照りといった、ホットフラッシュ、寝汗、肩こりなどが一例です。
その他、エストロゲンの減少は心身にも多大な影響を与えます。
エストロゲンは脂肪代謝で必要不可欠な役割を果たしています。体脂肪を皮下脂肪に誘導する働きがあり、その分内臓脂肪の蓄積を抑制しています。
閉経してエストロゲンの作用がなくなると内臓脂肪が溜まり易くなり、男性と同じようにお腹がせり出してきます。
俗に言うところの女性の”オヤジ化”ってやつですね。
内臓脂肪が溜まり過ぎると、男性と同じように生活習慣病を引き起こしやすくなり、メタボリックシンドロームに罹り易くなります。
エストロゲンには脂肪分解作用があるため、その減少は肥満に直結。
●20代の女性の肥満率 8%未満
●50~70代の肥満率 20%超
70代になると肥満率は男性と変らないようになる。
エストロゲンは骨代謝にも深く関わっています。骨も皮膚と同じように活発に新陳代謝をしており、破骨細胞が骨の組織を分解し、骨芽細胞が骨の組織を元通りになるように再生を繰り返しています。
エストロゲンは破骨細胞の働きを抑え、骨芽細胞の活動を助ける作用がありますから、閉経まで骨は丈夫に保たれています。
そのエストロゲンの分泌がゼおロになるということは骨の弱体化、骨の材料になるタンパク質やカルシウムといった栄養素が欠乏すると、骨がスカスカになって骨折しやすくなる骨祖しょう症のリスクが高まります。
ゆえに骨祖しょう症は女性に圧倒的に多く、60代では2人に1人、70代になると10人に7人は羅患すると言われているのです。
加えてエストロゲンは脳の機能にも関わっています。
男性にとっては脳の血流を良くしたり、栄養素の利用率を高めたりする上に脳を構成している神経細胞の活性を高める働きをもっているのです。
ことに記憶に関わる海馬という場所でエストロゲンは良く働きます。ですから、エストロゲンの分泌が低下すると、『認知機能の低下、不眠うつ病』といった症状が出てくるようになります。
季節の変わり目に風邪を引きやすくなるように、更年期障害もエストロゲンの分泌が劇的に変わる時期に起こりやすくなります。
その時期をなんとか乗り越えれば体がエストロゲンゼロの状態に体が慣れて何事もなく健康に過ごせるケースも少なくはありません。
更年期障害の症状のひどい場合の治療法として
●ホルモン補充療法(HRT)ーエストロゲンとプロゲストロンを摂取
しかし、リスクもあります。
”HRTを行うと乳がんになりすいということです”
女性ホルモンは乳がんの増殖を加速させる作用があり、HRTで乳がんのリスクが高くなることがわかっています。
しかし、乳がんのリスク上昇も限定的であり、乳がんの検診をしながら投与するのはマイナス面よりプラス面が大きいというのが現在の医学界の常識になっています。
ただし、すでに乳がんになっている人もしくは乳がんの手術を受けた方がHRTをするのは危険ですから、事前に必ず担当医と相談することをおすすめします。
HRT以外の方法としては
●大豆イソブラボン(植物エストロゲンとも呼ばれています)を摂取しましょう。
大豆に含まれているポリフェノールが更年期障害の症状の改善に良いと言われています。
注意:摂取し過ぎないようにして下さい。
●エストロゲンにかわるサプリメント(プラセンタ)摂取する。
<プラセンタの効能>
ポイント
●ホルモンバランスを整える。(女性ホルモン分泌の促進)
●更年期障害の緩和
●体温が1度程度あがることで免疫力アップ
●お肌の張りが出てくる。
●シミが薄くなる
●白髪、薄毛予防、発毛
●糖尿病予防
●がん予防など。
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