女性でも男性でも、脂性に悩んでいる人は結構多い。なぜ、ちゃんと洗顔しているのに『顔がテカテカ』してしまうのか?その原因は実は冷え性にあると言われています。顔のテカリを解消する方法について説明したいと思います。
『脂性になる方のほとんどは、実は冷え性の体質の方が多いのです!!』
冷え性の人が脂性になる原因とは?
その理由とは、冷え性の体質の方は、『血行が悪くて基礎代謝が悪い』からです。
人間の身体はうまくできていて、体の冷えを防ぐために皮脂分泌が活発になります。
皮脂をたくさん出して皮膚を覆い、体内の熱を外へ逃がさないようにするためです。
寒中水泳や遠泳をする選手たちは、体に大量の油を塗って泳ぐって知ってました?
これも、海水の温度による体温の熱を外に逃がさない為なんですよね。
そうしないと、体内の熱がドンドン奪われ、体力が消耗し泳げなくなるからです。
冷え性が原因で脂性になってしまうのも、このしくみと同じなんだよね。
冷え性を改善する方法とは?
冷え性を改善するためには、足湯なども推奨されているけど、温かいのは最初のうちだけで、すぐに冷めてしまいます。
外から温めても体の中が冷えてては、すぐに戻ってしまうのです。
体の中に、熱を運搬しているのは小腸なので、ここが元気にならないと、冷え性はなかなか治らないのです。
『東洋医学では』 小腸と心臓は表裏一体、親子みたいな関係とされています。
昼間は心臓が一生懸命に働いて全身に血液を循環させていますが、夜や就寝時には、昼間ほど活発には働きません。
”その間に小腸が、心臓の代わりにがんばっているのです。”
物を食べると、小腸が蠕動運動(ぜんどううんどう)をして、食べたものを大腸に送り出しています。
その蠕動運動が熱をつくり、血液を温めて全身まで送り出しているんですよね。
*蠕動運動:筋肉の収縮波が徐々に移行する運動。消化管壁が食物を送る運動のこと。
昼間は、心臓、夜は小腸が全身の血液の循環をよくしているのです。
小腸の働きを活発にするためには、胃を空っぽにしてから眠ったほうが良いのだ。
もし、眠っているときに胃の中に食べて物が残っていて小腸に届いていない状態だと、蠕動運動ができないから良くない。
寝る3時間前からは、食事をとらないようにしましょう!
ダイエットをしているなら、なおさらですね(笑)
あと、寝る時におなかを冷やさないこともとて大事なんだ。腹巻きをして寝るのはとても良いことなんですよ~!!
小腸を温める食べ物
- 胡椒
- もち米
- 鶏肉
- ニラ
- カブ
- ショウガ
- サケ
などです。
まとめ
脂性を解消したいなら、まずは、冷え性を改善するようにしましょう!!
小腸を温める食べ物を率先して食べましょう!!