1か月の間でお肌の調子が良い時って何日くらいありますか?女性は、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲストロン)の作用でによって劇的に変化します。どのタイミングでお顔の集中ケアや集中トリートメントをすれば、より効き目があるのかを説明します。
『お顔の集中コスメは、生理直後が効果抜群!』
卵胞ホルモン(エストロゲン)とは?
【 働 き 】
- 女性らしさをつくるホルモン
- 女性らしいカラダ(子宮、卵巣、膣、乳房の発達促進)をつくり、子宮に作用し、妊娠に備えて子宮の内膜を厚くする
- 自律神経、感情の動き、骨、皮膚、脳の働きにも大きく関わっている
- 基礎体温を下げる働きがある
【 分 泌 時 期 】
- 生理の終わり頃から、排卵前にかけて分泌が多くなり、基礎体温は低温相を示す
- エストロゲンの分泌が多い時期は、卵胞期と呼ばれ、比較的カラダも心もお肌も安定し、体調が良い時期
黄体ホルモン(プロゲストロン)とは?
【 働 き 】
- 妊娠を助けるホルモン
- 受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態にととのえ、妊娠後は妊娠を継続させる働きをする
- 子宮壁の筋肉活動を抑え、流産や早産を防ぐこともする
- 体内の水分を保持したり食欲を増進させる働きがある
- 基礎体温を上げる働きがある
【 分 泌 時 期 】
- 排卵後から次の生理にかけて分泌され、基礎体温は高温相を示す
- プロゲステロンの分泌が多い時期は黄体期と呼ばれ、人によっては、腹痛、腰痛、頭痛が起きたり、
- むくんだり、精神的に不安定になってイライラしたり、吹き出物が出たりすることもある
※このような症状が重くなると、月経前症候群(PMS) と呼ばれる
この2種類のホルモンの作用で、1か月の間に女性のお肌は劇的な変化をします。
最も、肌の調子が良いのは、排卵を挟んだ『前後5日間くらい』らしい。
これは、排卵期=受精期でもあり、♀が♂を誘うため、キレイにならなければいけない、本能のプログラミングなのかもしれない。
だから、”生理が明けてから10日間くらいの間に、お顔の集中ケア(トリートメント)などのコスメを使う”と、最高に効きがよくなるのだ。
また、”排卵までの間にお顔の集中ケアする”ことで、不調になりがちな排卵から次の生理までの間も、予備力で美しさを保てるってわけです。
1か月間、いつも良い感じで肌のコンディションを保ちたい場合は、この時期に集中ケアをすることをオススメします。
でも、自分がいつ排卵しているか、わからない人もいるはず。生理の開始日から排卵までの、13~14日間(生理後6~7日目)の人が多いけど、10日や20日の人もいてバラつきがあるので、
生理開始日から2週間前の日にちを毎月チェックしてみてください。
黄体ホルモンの寿命は、誰でも2週間と決まっているので、平均的な排卵日の予測は可能になるはずです。
引用:参考著書 『美肌スキンケア』藤田麻弥
まとめ
女性は、毎月女性ホルモンの作用でどうしても肌荒れに悩まされるはず。
いつも、お肌を良いコンディションでいるためには、”生理が明けてから10日間くらいの間に、お顔の集中ケア(トリートメント)などのコスメを使う”
”排卵までの間にお顔の集中ケアする”ことを心がけましょう!!