この4月から、多くの保険が値上げするって知ってますか・・・?終身保険、個人年金保険、学資保険といった貯蓄型保険は値上げや販売停止なるものもあるということも。
『H29.4月から、多くの保険が値上げするんだって・・・!!
まじっすか・・・?』
私たちの家計には、かなり厳しいことになってくるという話。
マイナス金利政策の影響で低金利時代が続いていますが、これってマイホームを購入したり、
住宅ローンがある方には喜ばしい話だが、そう喜んでばかりはいられないんですよね!
この春から保険料の値上げや販売停止になるかもしれないものもでてくるらしいのだ。
4月より、なぜ保険料が値上げすることになったのか?
その原因は、日本経済が陥っている超低金利にある。
保険会社は、保険金の支払いに備えて、私たちが払っている保険料を運用しなければならない。
ところが、昨年2月に導入されたマイナス金利政策によって、この運用が厳しくなってきているのです。
マイナス金利というのは、国債の利回りがマイナス、つまり国債を購入して満期まで待っていても損をすることを意味する。
集めた保険料をの多くを国債に投資して運用していた保険会社は、このマイナス金利政策で大打撃を受けました。
実際に、保険会社の運用利回りの基準となる標準利率は、現行の1%から4月には0,25%へと引き下げられることが決まっています。
利回りが下がれば、以前と同じだけの利潤を出すために必要な元手が増える、つまり、保険料を上げせざる得ないのです。
◎この理由からも分かるとおり、各保険会社にもよりますが販売停止になる保険も出てくるということになる。
『これからの時代は、いかに資産を運用していくかが重要になる!』
◎偏りのないお金の知識を身につけることが大切です。
貯蓄型の保険では、資産運用の期待がもてなくなるってことですから、自分自身で貯蓄や投資の計画を立てる必要が出てきます。
積立型の保険に入っていれば、自動引き落としで自然にお金が貯められる、定期的に面談などで自分の資産状況をこまめにチェックできるというメリットがありました。
しかし、貯蓄型の保険が販売停止になってしまうと、自分自身で資産管理をしっかりコントロールしないといけなくなります。
投資や金融商品に関しての相談は、最寄の区役所や税務署などで無料で受けられる相談や講習会がある。
また、インターネットでもさまざまなお得な情報が手に入ります。
会社の同僚や近所のお友達など身近な人からの投資の体験談を聞くのも良いかとお思います。
お金に関する知識をつけることは大切ですが、偏った知識をつけてしまわないように、いろんな幅広い情報に接することが大事です!
そうすることで、これからのマネープランが見えてくると思います。
まとめ
なぜ保険料の値上げと保険販売停止が起きるのか?
マイナス金利の影響により、保険会社は、保険料を運用しても儲からない!
保険会社が元手を増やしたいがために、保険料を値上げする。
儲からない保険は、運用をやめて販売停止にする会社が増える。
これから、大切なこと!
□マネー情報に詳しい知人の体験談を聞く!
□税務署や区役所などの無料相談や講習会に行ってみる!
□経済新聞やインターネットから情報をキャッチすること!