原因や理由のわからないのになんか不安になってイライラする時ってありませんか?
落ち込んだり、気力もなくなり、うつ状態になってしまうことも。
その原因として月経前症候群(PMS)という病気によるものが多いと言われています。不安、イライラの解消法について。
◎女性の不安やイライラの原因として多いのは月経前症候群(PMS)です。
女性に多い不安やイライラの原因
不安、落ち込み、無気力、イライラなどのうつ状態は誰にでも起こりうる症状です。
どんな人でも疲れや悩み、病気のどが原因でうつっぽい精神状態になったりします。
不安は、神経が刺激されて、自分の中に向かう内向的の状態です。
一方、イライラは、神経が刺激されて外に向かう状態。
心の症状としてのあらわれ方は人それぞれですが、向かう方向が違うだけで、神経が不安定になってメンタルに影響を及ぼすのは同じです。
女性の原因として多いのは、『月経前症候群 PMS』(げっけいぜんしょうこうぐん)によるもの。
毎月、生理前なると、精神的になるのはつらいことです。
また、卵巣機能が低下して、女性ホルモンの分泌が減少すると、以上のような症状がとてもよくあらわれるということ。
落ち込み、不安、イライラ、無気力を解消する方法
1ヶ月の生理のサイクルに、女性の精神状態はかなり振り回されます。特に生理前、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が多くなる時期に、心が不安定になりやすいのです。
『月経前症候群(PMS)』あるいは『月経前気分障害(PMDD)』と言われています。
これを防ぐには、ホルモンの分泌量の変動をできるだけ抑えて一定にすればいいので、『低用ピル』がおススメです。
卵巣機能の低下や更年期による心の症状には、『ホルモン補充療法(HRT)』が有効です。
低用ピルやホルモン補充療法は効果が出るまで1か月~2か月はかかります。
それまでの間は、軽い安定剤や睡眠導入剤で心と体を休めてあげることも大切です。
また、自分のタイプにあった心の症状に効く漢方薬を飲んだりするのも有効です。
落ち込み、不安、イライラ、無気力の時に避けたいもの
このような症状が出ているときは、神経に強い刺激を与えるタバコやカフェインはできるだけ控えた方が良い。
”甘い物の取り過ぎ”も注意が必要です。
甘いものは、体を疲れさせ血糖値の急激なアップダウンは、精神状態をより不安定にする恐れがある。
女性ホルモンを安定させるサプリメント
ホルモンの代謝を安定させる、ガンマリノレン酸を含むサプリメントなどで摂りましょう。
『Dr'sピクノジェノール(R)』は医師と薬剤師がPMS(月経前症候群)に着目した
女性の月のリズムをサポートするためのサプリメントです。
PMSとは生理が始まる3~10日くらい前から起こる、心とカラダの様々な不調の事です。
このPMSには90%以上の女性が悩んでおり、症状は人によってそれぞれで200種類以上も存在します。
また、ミルクシスル、アーティチョーク、ウコンなどのハーブサプリメントも女性ホルモンの代謝をスムーズにして心の症状を抑制できます。
不安、うつ、イライラ、落ち込みには、カノコソウ、セントジョーンズワート、パッションフラワー、ホップなどがおススメです。
アロマが不安定な心のときに効く!
アロマセラピーは精神状態のケアにすばらしい効果を発揮するものがあります。
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不安、落ち込みに効き、『抗うつ作用』があり、イライラを抑えてくれるアロマオイル(精油)としては、クラリセージ、イランイラン、ゼラニウムなど。
無気力な気持ちを引き立てるには、ローズマリー、ペパーミント、ローズ、フェンネルなどがおススメ。
やる気がおこらず、体が動かないときにはペパーミントが良い。
◆朝食の時に、トーストにバターを塗った上に、生のバジルのせて食べると良いです。
とても美味しい上に、朝から気分がスッキリします。
バジルは、抗うつ作用や落ち込みがちな気分をスッキリさせる作用があるのでオススメです!!
まとめ
もしも、自分が『不安、落ち込み、無気力、イライラ』などのうつ状態になっている感じたら、専門医に診てもらいましょう!
低用ピルやホルモン補充療法などの治療をすることで改善する場合があります。
女性ホルモンを安定させるサプリメントを飲むことで『不安、落ち込み、無気力、イライラ、うつ状態』など症状が軽減する場合もありますので試してみることです。
それでも改善しない場合は、やはり婦人科などの専門医の診療を受けることをおススメします!!