『生理痛は女性であるがゆえにの悩みの一つでもあります』
生理になると下腹に痛みが起こる原因と生理痛によるつらい痛みを和らげる方法を説明します。
あなたの生理痛はこんな症状がではないですか?!
お腹・腰・太ももと、痛くなる場所はいろいろです。痛み方も、ドーンと痛かったり、ズキズキ痛くなったりだと思います。
なかには、下腹あたりが張っている感じがあったり、息苦しさを感じたり、吐き気をも感じる方も少なくはないようです。
生理痛の原因は?
生理中に、お腹の張りや息苦しさを多少感じるくらいなら誰にもあることですが、なかには痛みがひどくて寝込んだり、鎮痛剤を飲まないと仕事や日常生活にまで差し支える人もいらっしゃいます。
こうなると、『月経困難症(げっけいこんなんしょう)』です。
月経困難症の痛みは、生理開始と同時、あるいは前日から始まる場合もあって、1日~2日で治まる人から、月経期間中ずっと痛む人までさまざまです。
ある時期から突然、痛むようになってくる人には、子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)や子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)などが原因の可能性もあります。
また、特に病気でなくても、不規則な生活や冷え、慢性疲労、ストレスなどの全身の体調不良が原因という場合も考えられます。
下腹痛がひどい場合の改善方法!
痛みがひどく感じるときは、我慢しないで鎮痛剤を飲んで痛みが治まるなら飲んだ方が良い。
鎮痛剤を飲むとくせになるから嫌だとか、からだに悪いからといって、飲まないで我慢している人もいますが、それでは、かえってストレスになり、心とからだ両方に良くない影響を及ばす可能性があります。
痛み物質が体内にたくさん放出されてしまうと、痛みを長引かせることになり、そうなってからでは鎮痛剤も効きにくくなります。
月に数日、決められた量の鎮痛剤を飲む程度なら習慣性になりません。
ひどい痛みになる前に早めに飲んでからだを休めるように心がけましょう!
毎月くる”生理痛から回避するキモ”は『先手ケア』にあるってことです。
こんな症状のときは、婦人科を受診しましょう!
『鎮痛剤を毎月飲まないと痛みがひどい 』『規定量の鎮痛剤を飲んでも効かない人』は、1度婦人科を受診された方が良いでしょう。
生理のとき痛いのは当然だと思っていると、子宮内膜症や子宮筋腫の場合は、病気が進行してしまう場合もあります。
ひどい症状がなくても、30代になったら、年に1回の婦人科でもヘルスチェックをおすすめします。
低用量ピルを飲むことで痛みを緩和できる!!
低用量ピルは、子宮内膜を厚くするのを抑えて、生理の出血量を少なくする働きがあります。
出血量が少なければ、生理時の子宮の収縮も少なくてすむので、痛みも軽くなるのです。
子宮内膜症や子宮筋腫の人も、出血量と痛みを減らす目的で服用することは可能です。
子宮体がんなどを予防し、将来の不妊を防ぐ効果もありますので、生理痛のひどい人は婦人科を受診して処方してもらうのも良いと思います。
日常での生理痛のひどい方の解消法!
◎生理のときこそお風呂に入りましょう!
生理のとき、シャワーだけでお風呂に浸からない人が非常に多いと思いますが、こんなときこそ、からだを温めることが大切です!
生理痛ときは、イライラする気持ちをリラックスさせ、血行を促進してくれるお風呂に入りましょう!
生理のときは、お風呂に入るのは、ダメなことと思っているかもしれないけれど問題はないようです。
でも、注意しなくてはいけないのは、”生理のときには清潔が大切なので、きれいな1番湯に入れば問題はないということです!”
生理中で痛いときは、温湿布やカイロを貼る!!
痛い部分を温めることで少しは、生理痛の痛みを和らげることができます。
おへその下か恥骨の部分を温めます。また、ちょうどお尻の真ん中あたりにある仙骨(せんこつ)背中の末端にある平らになった部分を温めても効きます。
湿布には、アロマオイルをたらすと効果的です。痛みを緩和する『ラベンダー』がおすすめ。
引きつるような感じの痛みなら、『クラリセージ』がおすすめです。
◎外出するときに気をつけたいこと!
外出するときは、腰や恥骨部にカイロなど貼って出かけるようにしましょう!
暑い夏でも、冷房でからだが冷えると痛みが増すものです。痛いところは温めるという意識をいつももちましょう。
生理中、痛みがひどいに気をつけたい食べ物
生理のときは、からだが疲れやすくだるいので、ついつい甘いものに手が伸びてしまいがち。
甘いものを摂ると大事なビタミン、ミネラルが奪われてかえってからだが疲れやすくなる。
だから、”甘いものはタブーです!!”
どうしても、甘いものが食べたい!!って方は、黒砂糖やドライフルーツがおすすめです。
プルーンは、便秘解消にも役立ち、デーツ(ナツメ)は冷え予防にも役立ちます。
生理中の痛みに効くサプリメントやハーブティーを飲む
◎ハーブのサプリメントのピクノジェノール、ブラックコホッシュ、チェストツリーはうっ血をとり、炎症を鎮めてくれます。
生理中の中でも、特にストレスからくる痛みには、フィーバーフュ-のお茶を。頭痛にも効きます。
さわやかな香りで甘酸っぱい味。美味しく飲みやすいハーブティーです。
また、子宮収縮の差し込むような痛みには、ラズベリーリーフが良い。
さわやかな香りのラズベリーの葉で、他のお茶とブレンドしても美味しいです。
参考文献 『女性ホルモン塾 キレイな(からだ・心・肌)対馬ルリ子・吉川千明より
◎私は、男なので女性の生理痛どのくらい痛いのかわからないですけど、世の中の生理痛で悩んでいる女性の方に少しでも参考にして頂ければと思います!!