こめかみや頭を締め付けるような痛み。
生理前後のズキンズキンと脈を打つような痛み。
痛みの前触れがあるようなひどい頭痛がある。
などの症状はありませんか?その原因について説明します!
生理前後の頭痛の原因について
頭全体やこめかみを締め付けるように痛み、頭痛に加えて首や肩の痛みなどもともなうような頭痛は、緊張型頭痛。
肩こり同様、疲れ、ストレス、仕事などで緊張状態が長く続くことが原因の頭痛です。
頭痛の90%以上は頭蓋の外が原因で、脳神経外科などで検査しても、頭蓋内の脳腫瘍や出血などはっきりとして原因が見当たりません。
生理前後に起こる、ズキズキと脈を打つような頭痛は、血管拡張性の頭痛です。生理の周期によってホルモンバランスが乱れ、自律神経が失調気味になると血流のバランスがとれず、『血管が開いて痙攣(けいれん)を起こすことによって痛みます。』
めまいなどが一緒に起こることもあります。他には視野の歪みや白っぽい光が走るなど。何らかの前触れが起きたあとに、ひどい頭痛に襲われる場合は、習慣性、反復性のある片頭痛の可能性があります。
片頭痛(へんずつう)ならすぐに女性外来、頭痛外来を受診しましょう!
片頭痛がある場合は、
放置すると痛みは増進していきます。できれば、早いうちに女性外来や頭痛外来を受診することをおすすめします。
片頭痛に良く効く専用薬があるみたいで処方してくれます。
はかにも、市販の鎮痛剤を飲んでも痛みが治まらない、何度も繰り返すような習慣性の頭痛になっている場合は、1度は脳神経外科受診をおすすめします。
緊張型頭痛には、
鎮痛剤、漢方薬などを病院で処方してもらい、痛みを繰り返さないようにすることが大切です。
痛いときは頭(痛む箇所)を冷たいタオルなどで冷やします。
また、滞った血液の流れを良くして、筋肉をリラックスさせるための入浴、運動など、日常生活の工夫をおすすめします。
生理にともなう頭痛には、
生理前後に起こる頭痛には、痛みをとめるために、血液の正常な収縮を促す薬を処方してもらう。
また、女性ホルモンバランスが悪いひとは、低用量ピルなどのホルモン剤を処方してもらう。
日常生活で気をつけたいこと!
消化器の不調、便秘、おなかの張りは、頭痛に連動します。腹八分目で、食べ過ぎに注意しましょう。
アルコール、カフェインの摂りすぎもからだを疲れさせ、痛みの原因になります。
頭痛時には肝臓を強化する(血液を浄化して血行を良くする)ハーブや食べ物を摂取すると良い。
とくに、『アザミ系』サプリメントや『ウコンのハーブティー』は有効です。
頭痛の特効薬として注目のハーブがフィーバーフュー・ナツシロギクという可愛らしい花をつける植物。
エキスで売られていることが多く、欧米ではとてもポピュラーなものです。
最近では、日本でも一般的になってきています。めまいや耳鳴り、更年期障害のホットフラッシュ(ほてり、発汗)にも効果的。
月経前症候群(PMS)の頭痛には、
生理痛や生理不順のときに使うブラックコホッシュやチェストツリーなどのハーブサプリメント有効です。
参考記事
緊張型頭痛の方は、
からだを温めるアロマオイルを使用したマッサージや入浴が有効です。肩こりをともなう緊張型頭痛は、血行を促し、温めることが大切です。
アロマオイル(精油)で肩から首、髪の生え際、頭をマッサージしてください。
血行を促進し痛みをとるにはローズマリー、ラベンダー、マジョラムなどの精油を使ってみてください。
また、イランイラン、クラリセージなどの頭を緩められる精油を入浴の際に、湯船に1滴たらし、半身浴をすることをおすすめします。
嗅覚からのアロマ効果も期待できます。また、頭は冷やしますが、首は熱いタオルで温湿布。固めに絞って、首の後ろに当てましょ
う!!
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