『急に頭部だけが『カーっ!』とのぼせたり、動悸がしたり、顔、頭や首から汗が止まらなくなったり・・・。』
『今度は、のぼせて汗をかいたと思ったら、急に寒くなって体が冷える・・。』
といった経験はありませんか?のぼせや変な汗をかく原因や解消法を教えちゃいます。
こういった、症状が増えてくるのは、40代を過ぎてからが多い。個人差はありますが、特に40代後半から50代後半にかけてこのような症状がでやすくなります。
女性多い顔、頭部の『のぼせや汗』の原因とは?
のぼせや発汗は、自律神経の失調が原因のことが多く、おもにエストロゲン(卵胞ホルモン)低下にともなってあらわれます。
40代の人はプレ更年期、30代以下の人は卵巣機能低下といって良いでしょう。
自律神経は女性ホルモンのバランスに影響されやすく、卵巣機能の低下によって自律神経失調の症状が出ることもあります。
30代以下では、卵巣ホルモンの低下だけで、のぼせまで出ることは少ないですが、卵巣機能の低下に強いストレスが加わり緊張状態が続くと、のぼせや発汗が症状としてあらわれます。
自律神経失調症状態では、『のぼせや発汗、冷え』が交互におきることもあって、体調の急激な変化に驚いて精神的にも不安になってしまう人も多いです。
また、焦ったり緊張したりすればするほど、症状もひどくでることもあり、のぼせや発汗は、精神的なものも大きく影響する症状なんです。
のぼせや発汗を改善する方法!
◎ピルやホルモン剤を上手く利用する。
ひどいのぼせ、動悸、発汗があったら、まず心臓などの病気、糖尿病、甲状腺機能低下症などがないことを、病院に行って受診し、チェックした方が良い。
病気でなければ、やはり卵巣機能の低下や、自律神経失調症の可能性が大です。
症状の出かたと本人の気になり方に応じて、自律神経失調症や、女性ホルモンを安定させる低用量ピルやエストロゲン剤を婦人科などで処方してもらいましょう。
のぼせ、発汗、動悸などの自律神経系の症状は、精神的な面が強く影響するため、軽い精神安定剤などを処方してもらい飲むと、症状が改善されるケースもあるようです。
また、自分のタイプに合った漢方薬を上手に使う方法もあります。
◎カウンセラーなどに相談してみる。
もともと、ストレスを強く感じやすい方や日頃から悩みがある、緊張しやすいなどの問題を抱えている人は、カウンセラーなどに相談してみるのも良いかも。
精神的に安定することで、『のぼせ、発汗、動悸』などの症状が緩和されることもあるようです。
さらに、症状を軽くする日常生活を工夫することもとても大切です!
日常生活で『のぼせ、発汗』を改善する方法!
今までの日常の生活をちょっと工夫するだけで『のぼせ、発汗』を抑える方法がありますので、是非ためしてもらいたいと思います。
◎精神面的な面で心を安定させるハーブサプリを摂る。
暑いときに暑く感じるのは問題ありませんが、予期しないときにのぼせたり、汗をかくのは、精神的に身構えてしまって、それ自体がストレスになり、精神的なバランスがとれにくくなります。
そんな時に、お薦めなのがハーブサプリメント!
ホップ、カノコソウ、(バレリアン)、パッションフラワー、チェストツリー
などのハーブサプリメントを飲むことで、心のバランスを保つと、とても楽になれますよ!
また、ホルモンバランスを整える月見草オイルやボラージオイルに含まれるγ(ガンマリノレン酸、あわせてビタミンEの補給も大切です。サプリメントでも販売されているので是非お試しあれ。
◎のぼせ、汗を調整するハーブはセージがお薦め。
セージのお茶は、のぼせや不意の汗を調節する働きがあります。
女性ホルモンを活性化させるハーブでもありますので、日常的に摂ると良いです。
◎もし、発汗したら・・・
発汗後は、体が冷えないように対策をしましょう!
汗をかくことを、気にし過ぎるのもよくありません。
発汗を抑えるボディーパウダーや制汗スプレーを利用するのもお薦めです。
夜中は、急に汗が出たあと、冷えて目が冷めて眠れなくなってしまうことがあります。
通気性のある自然素材のパジャマや寝具を選ぶと良いと思います。
◎のぼせに効く!菊と春菊
菊は、のぼせの『特効薬』と言われています。
乾物売り場どぇ販売されている、乾燥した菊の花を水で戻して、酢の物にしたり、他の野菜などと混ぜておひたしなどにして食べてみてください。
お茶としてそのまま飲んだり、中国茶ブレンドしてもおいしく頂けます。
ビタミンが豊富な春菊も、のぼせに効果大。胡麻和えやおひたしにして食べてみてください!
アロマオイルでマッサージや入浴!
のぼせや発汗には、清涼感あふれるペパーミントの香りを使って、アロママッサージをしたり、1~2滴、湯船にたらして入浴すると、爽快感が広がります。
疲れやストレスを感じた時は、ティッシュやハンカチなどにペパーミントの香りを染み込まして持ち歩いて、不意に熱くなって汗が出たときや、疲れやストレスを感じた時に香りを嗅ぎましょう!
そうすることで、気分転換になって、気持ちが安定します。