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おしゃれ染めでリタッチの時、根元と既染部の中間が暗い理由とは?

『根元が明るく、既染部(すでに染まっている部分)と根元の間(中間)が染まっていなかったり暗かったりした経験はありませんか?』おしゃれ染めをしていて新生毛が根元4㎝以上伸びている状態でリタッチをした場合によく起きてしまうミス。リタッチ部分がちゃんと染まってない原因について。

 

美容院でおしゃれ染めのリタッチをした後、ふと、根元付近を見たら根元部分はそまっているのに既染部分と根元との境目が暗かったり染まっていないって経験ありませんか?

 

今回は、その理由についてお話したいと思います。

 

根元は染まっているのに既染部分と根元の境目(中間部分)が染まっていない、暗い原因

おしゃれ染めのリタッチをする場合、根元が2㎝~3㎝程度ならワンタッチ(1回で塗布)で問題なく既染部と同じようにムラなく染めやすいのですが、4㎝以上伸びている場合はワンタッチで根元から毛先まで均一に染めるのは少し難しくなってきます。

 

よくある失敗例として、

●根元が4㎝以上伸びている状態でワンタッチ(根元と中間部を1回で染める)塗布してしまうと根元が早く反応するため、根元が明るく染まって、根元下(中間部分)が暗くなったりしてしまう。

 

●ツータッチで根元2㎝を残して先に中間部分から薬剤を塗布するときに、塗布量が少なかったり、薬剤がきちんと塗布されていなかったりすると黒く染まっていない部分スジになって残ってしまったりします。

 

おしゃれ染めで新生毛が4㎝以上伸びている場合はツータッチ(根元と毛先を2回に分けて塗布)で施術するのが基本になります。

 

(根元部分は体温の影響で薬剤の反応が早く明るくなりやすく、中間部分は染まりにくいのでムラなく綺麗に染めるためには2回に分けて塗布することが必要になってくるからです)

 

根元2㎝ほどあけて染まりにくい中間部分から先に薬剤を多めに塗布、この時に、既染部分に1㎝~1.5㎝(塗布ミスを防ぐため)ほど被せて塗布します。塗布後10分自然放置して根元を中間部分より少なめで薬剤を塗布して10分から15分自然放置。

 

その後、カラーチェックしてコームスルーして既染部分と馴染ませるって感じです。

 

リタッチのときに一部分がスジになり明るくなる原因

 

特に、これはハイトーンのおしゃれ染めの場合によくあります。

通常、おしゃれ染めのリタッチの場合、2cmぐらいの場合はワンタッチですが4cm以上新生毛が伸びているとツータッチで染めます。

 

ツータッチの場合、根元2cmほどを残して先に中間部分から染めます。この時に既染部(すでに染まっている部分)に少し被せて塗布します。

 

これは塗布ミスがないようになのですがハイトーン(特にブリーチなど)の場合はその重なった部分はどうしても明るくなり易いのです。

 

対策としては、極力、重なる部分は薬剤の塗布量に気をつける以外ありません。

 

ワンタッチのもツータッチの場合も既染部に被せて塗布することになりますので、美容師サイドの技術が問われますね。

 

まとめ

白髪染めは、根元部分(頭頂部)から襟足の順に塗布する。塗布量は多め。毛先は少なめでOK!

◆おしゃれ染めとくらべて塗布ムラは少ない。

 

おしゃれ染めは、襟足部分からトップ、サイドの下からトップの順に塗布、頭頂部は最後になるように。根元部分の塗布量は少なめにする。

◆塗布量や塗布する順番を間違えると色ムラが出来る。

必ず根元は最後に塗布すること。

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