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【保存版】白髪染めとおしゃれ染めの違いって何?美容師が解説!!

『おしゃれ染めと白髪染めの違いって何・・・?』

 

『白髪染めとおしゃれ染めでは、染める工程や染まる仕組みは違うのかな・・・?』

 

『白髪染めとおしゃれ染めでは、髪の傷み具合も違うのかな・・・・?』

 

『市販の白髪染めやおしゃれ染めって男性用と女性用とかあるの?何が違うの・・・?』

 

こんな疑問に現役美容師がお答えします!!

 

ポイント

・おしゃれ染めと白髪染めの違いとは?

・白髪染めとおしゃれ染めでは染まる仕組みは違うの?

・おしゃれ染めと白髪染めの工程の違いは?

・白髪染めとおしゃれ染めのダメージの違いとは?

・白髪染めやおしゃれ染めは、男性用と女性用とか違いがあるの?

 

おしゃれ染めと白髪染めの違いとは?

結論から言いますと、

白髪染めは白髪を染めるための濃いめ茶色の色素が多く含まれるので仕上がりの色味が暗めであること。

 

なので、明るめの色を希望しても、茶色の色素が多く含まれているため限界があります。

 

それに対して、

おしゃれ染めは、『白髪を染める必要がないので濃いめの茶色は含まれていません。』

 

カラー剤の成分に含まれるブリーチの効果で明度(トーン)を上げたところにアッシュ、ピンク、ベージュ、マットなどの淡い色味がが髪の中に入るというイメージです。

 

なので、白髪を染める目的なら白髪染め。明るめのカラーでいろんな色味を楽しみたいという目的ならおしゃれ染めがおすすめです。

 

でも、”おしゃれ染めでは白髪は染まらない”ということだけ覚えておいて下さいね。

 

白髪染めとおしゃれ染めでは染まる仕組みは違うの?

虫眼鏡を持つ女性

 

白髪染めとおしゃれ染めは全く別ものだと思っているの方が多いのではないかな?

 

実は白髪染めもおしゃれ染めも同じアルカリ酸化染毛剤になります。

 

若干、染めていく施術工程は違いますが髪の中では同じ仕組みで染まります。

 

例えば、髪の中でこんなことが起きています。

 

1:カラーの1剤、2剤を混ぜることで発色が始まります。

 

2:酸化染料が髪の中に浸透しアルカリ成分の効果によってキューティクルを開かせ、それと同時にメラニン色素を分解し脱色します。

 

3:カラー剤のブリーチ効果によって、髪が明るくなったところに色素が入っていき発色するって感じです。

 

 

白髪染めもおしゃれ染めも同じアルカリ酸化染毛剤なので上記のように髪が染まるしくみは同じってことになります

 

お勧めの記事 

≪ヘアカラーはどんなしくみで染まるの?≫

 

おしゃれ染めと白髪染めの工程の違いは?

 

白髪染めは簡単で時間も早くそんなに高度なスキルは必要ないけど、おしゃれ染めの方が時間も手間もかかり高度な技術が必要!!

 

白髪染めは、染める色が決まったら色が何も考えずに根元を塗布したら次は毛先塗布するだけ。

 

でも、おしゃれ染めはそうはいかない。

 

例えば、

おしゃれ染めで染めてから4か月から5か月経っていて新しく伸びている部分が4㎝~5㎝ある場合、髪全体を均等に染めるには以下の工程が必要。

 

1:3回の工程が必要。根元2㎝空けて残りの新生部を塗布。

 

2:次に、根元部分の塗布。

 

3:最後に毛先というように少し手間がかかります。

 

 

リタッチだけの場合でも、中間部分や毛先が褪色していることが多いので根元のカラー剤の選択が難しい。

 

トーンダウンをする場合は、根元の明るさに合わせて中間部分毛先のカラー剤の調整が難しい。

 

などなど、

〇おしゃれ染め場合、根元だけが明るくなったり、髪全体が均一に染まらない原因がカラー剤の調合の調整ミスでよく起こりがちになります。

なので、白髪染めよりおしゃれ染めの工程が多く手間がかかります。

 

こちらの記事にもっと詳しく書いています。

お勧めの記事 

≪おしゃれ染めは白髪染めより料金がなぜ高い?違いは何?≫

 

白髪染めとおしゃれ染めのダメージの違いとは?

 

チリチリの人形の髪

 

 

一番気になるところのダメージに関してですが、

 

基本的には、白髪染めもおしゃれ染めも同じアルカリ性なので『髪へのダメージ』に関しては、あまり変わりはないということです。

 

ただし、それは9レベル(9トーン)までの話です。

 

白髪染め9トーン(明度)までしかないけど、おしゃれ染め13トーン(明度)まであります。

 

白髪染めもおしゃれ染めも、暗い色ほどブリーチ力は弱く髪へのダメージも少ないですが、明るい色になればなるほどブリーチ力が強いのでダメージにつながりやすいです。

 

〇なので、10レベル(10トーン)以上のおしゃれ染めを選んだ場合は白髪染めよりダメージが大きいってことになりますね。

 

お勧めの記事 

白髪染めはおしゃれ染めよりも髪が傷まないのか?

 

白髪染めやおしゃれ染めは、男性用と女性用とか違いがあるの?

カラーチャート

 

よく、市販の白髪染めやおしゃれ染めで男性用、女性用とかカラー剤が販売されていますが聞きますが基本的に同じものです!!

 

もちろん、美容院で使用しているものと理容院で使用されている白髪染めやおしゃれ染めも

サロンによってメーカーは違いますが男性用とか女性用とかカテゴリー分けはしていません!!

 

〇なので、男性も女性も同じカラー剤を使っています。

 

ポイント

もしも、ちらほら白髪が目立ち始めておしゃれ染めをしようか白髪染めをしようか迷っている方は以下の記事を参考にしてね!!

お勧めの記事 

ちらほら白髪がある場合、おしゃれ染めと白髪染めどちらを選べばいい?

おしゃれ染めと白髪染めを混ぜるとどうなる?白髪は染まる?

おしゃれ染めで白髪は染まるの?

 

まとめ

おしゃれ染めも白髪染めの同じアルカリ酸化染毛剤になります。

 

白髪染めは、白髪を染まる目的のものであって、、おしゃれ染めは、暗めの色から明るめの色までいろんな色味を楽しむ目的のものになります。

 

白髪染めもおしゃれ染めも同じアルカリ酸化染毛剤なので染まる仕組みは同じ。

 

おしゃれ染めの方が白髪染めよりも工程が多く手間がかかりやすいです。

 

10レベル(10トーン)以上のおしゃれ染めを選んだ場合は白髪染めよりダメージが大きいってことになります。

 

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