- ヘアアイロンの熱から髪を守るおすすめスタリング剤が知りたい…。
- ストレートヘアアイロン前につけるおすすめのスタイリング剤を探している…。
- 美容師さんおすすめの巻き髪・コテ・カールアイロン用、巻く前につけるスタイリング剤を教えて欲しい…。
こんな悩みを解決します。
『ヘアアイロンの前に何をつけると良いのかわからない…。』なんて悩んだりしませんか?
また、『アイロン用スタイリング剤をいつつけるのか…。?』知りたい方はきっと多いかと思います。
そこで今回は、ヘアアイロン用スタイリング剤をつけるタイミングを解説します。
また、髪を乾かす前につけるおすすめのスタイリング剤や髪が乾いてからつけるおすすめのスタイリング剤もストレート用と巻き髪・カールアイロン用に分けて詳しくご紹介します♪

この記事を書いている僕は美容師歴30年。
今まで培ってきた経験と知識を活かして『髪の悩み』を解消する情報を発信しています。
ヘアアイロン用のスタイリング剤の目的とは?
ヘアアイロン用のスタイリング剤について解説します。
そもそもスタイリング剤はヘアセットを目的としたアイテムですが、ヘアアイロン用は保湿・艶・アイロンの熱から保護を目的としたアイテムになります。
ヘアアイロン熱によって髪のキューティクルが壊れたり髪の毛が傷んでしまうことが多いのでヘアケアには必須のアイテムになります。
朝しっかりセットしても日中すぐに崩れてしまう方や極力髪のダメージを抑えたいという方にはヘアアイロンをする前に必ずヘアアイロン用スタイリング剤を使用しましょう。
同時にヘアケアもできるので一石二鳥です。
ヘアアイロン前(事前準備)にすること!手順からスタリング剤の使い方までを解説!
- お湯で髪を濡らし寝ぐせなど落とす
- アイロンの熱から髪を守って乾燥を防ぐスタイリング剤をつける
- 根元はしっかり乾かし中間毛先はに8割~9割程度まで乾かす
- ストレートヘア用ヘアアイロンを使用する場合は、乾燥している部分にもう一度軽くスタイリング剤をつける
- 巻き髪用カールアイロンを使用する場合は、カールを出したい部分に巻き髪・カール用スタリング剤をつける
お湯で髪を濡らし寝ぐせなど落とす
アイロンをかけるとき、完全に乾いた状態の髪にアイロンをかけるよりも少し濡れている方がツヤがでやすくなります。
また、寝ぐせなど余計な癖をとるためにも必ずお湯などで濡らしましょう。
アイロンの熱から髪を守って乾燥を防ぐスタイリング剤をつける
髪を乾かす前には必ず保湿タイプのヘアクリーム・ミルクまたはヘアウォーター・ヘアオイルなどで保護することが重要です。
髪の状態によって使い分けると良いと思います。
例えば、ダメージ毛で乾燥毛なら保湿重視のヘアクリームやミルクタイプ。
くせ毛で広がり抑えたい場合は、重さ重視ミルクやヘアオイルタイプ。
艶感やサラサラを重視したい場合は、ヘアウォーターなど。
※ 個人的に言わせてもらうと髪を乾かす前につけるスタイリング剤は『ヘアウォーターを推奨します』なぜなら、髪に負担が一番少ないからです。
根元はしっかり乾かし中間毛先はに8割~9割程度まで乾かす
根元付近から先に強めの温風で一気に乾かしましょう。根元がある程度乾いたら中間毛先を乾かしましょう。
とくに根元部分はしっかり乾かすように注意しましょう。
なぜなら、根元付近からアイロンをかけるときに高熱の水蒸気が発生するため火傷をしてしまうこともあります。
根元以外は、8割~9割程度乾けばOK!
この時、乾かし過ぎないように!乾きすぎると艶がでにくくなります。
ストレートヘア用ヘアアイロンを使用する場合は、乾燥している部分にもう一度軽くスタイリング剤をつける
ストレートヘア用ヘアアイロンを使用する場合は、すでに乾かす前にスタリング剤をつけているのでスタイリング剤をつける必要はありませんが、毛先など乾かし過ぎて乾燥している・ダメージがひどい場合のみヘアクリームまたはヘアウォーター・ヘアオイルを軽くつけてください。
※ ストレートヘアで根元の方からヘアアイロンかける場合は、地肌にスタイリング剤がつかないように気をつけること。
巻き髪用カールアイロンを使用する場合は、カールを出したい部分に巻き髪・カール用スタリング剤をつける
巻き髪用カールアイロンを使用する場合は、カールを出したい部分に巻き髪・カール用スタリング剤をつける
巻き髪用カールアイロンを使用する場合は、しっかりリッチがでやすいようにスタリング剤をアイロンをかける部分につけましょう。
ヘアアイロン前にスタイリング剤をつけておくことでカールやウェーブが長持ちします。
ストレート用 スタリング剤の使い方【手順】
1:ドライヤーをする前に濡れた状態でパイウェイミストウォーターエクストラまたは、ミルボンプレジュームミルク1・ヒアロモイストガーデン ジェリー・エルジューダ グレイスオン セラムなどをどれか事前につけてから乾かす。(ドライヤーはマイナスイオンドライヤーがおすすめ)
2:髪が乾いたらストレートアイロンでアイロンをしていきます。
(ストレートアイロンはコラーゲンヘアアイロンLVや絹女(KINUJO) シルクプレートヘアアイロンなどがおすすめです)
3:ストレートヘアアイロンが終わったら完成。
※ 毛先のパサつきや乾燥がある場合は、ミルボンプレジュームミルク1またはエルジューダ グレイスオン セラムを適量を手にのばして軽くつけてください。
4:仕上げにニゼル ステイフォグで1日中ヘアスタイルをキープ。
ストレートヘア用ヘアアイロン前につけるおすすめのスタイリング剤
髪をお湯で濡らしタオルドライ後、マイナスイオンドライヤーで髪を乾かす前につけるおすすめのスタイリング剤をご紹介します。
ストレートヘア用スタリング剤おすすめのヘアウォーター
パイウェイミストウォーターエクストラ
【商品名】パイウェイミストウォーターエクストラ(洗い流さないトリートメント)
【商品の特徴】髪のPhと水分コントロールで髪を健康な状態に修復する魔法のようなヘアウォーター。
乾燥に作用して髪質を根本的に改善しスタリングしやすい髪にすることができます。
【使い方】タオルドライした髪に適量を塗布してドライヤーで乾かすだけでOK!。
こんな人におすすめ
・パーマやヘアカラーによる髪のダメージを修復したい人
・ヘアアイロンによる髪へのダメージが気になる人
・艶やかなサラサラの仕上がりにしたい人
ストレートヘア用スタリング剤おすすめのジェル
『ヒアロモイストガーデン ジェリー』
【商品名】ヒアロモイストガーデン ジェリー(洗い流さないトリートメント)
【商品の特徴】★保湿効果に抜群の効果があるヒアルロン酸を高配合したトリートメントです。
ヒアルロン酸の優れた保湿成分が、うるおいに満ちた艶やかな、ふんわり感のある髪に仕上げることができます。
ヘアカラーやパーマで乾燥した毛髪に必要な水分を保ち、健康な髪のツヤやハリコシを与えててくれます。
【使い方】タオルドライ後に、適量を髪全体によくなじませてます。そのあとは、髪を乾かしてヘアアイロンで仕上げます。
こんな人におすすめ
・髪が細く柔らかい人
・髪にボリュームがない人
・髪に艶・張り・コシが欲しい人
ヒアロモイストガーデンジェリーについての詳細はこちらの記事
ストレートヘア用スタイリング剤おすすめのヘアミルク
ミルボン|プレジュームミルク1
【商品名】ミルボンプレジュームミルク1(洗い流さないトリートメント)
【商品の特徴】水分感のあるくっきりとしたまとまりで、パーマデザインからストレートスタイルをしなやかに表現するアクアミルク。
【使用方法】タオルドライ後に、適量を髪全体によくなじませてから、髪を乾かしヘアアイロンをします。アイロンが終わったら、さらに適量を毛先中心になじませます。
こんな人におすすめ
・髪のダメージが気になる人
・髪をしっとりサラサラにしたい人
・1日中、ヘアスタイルをキープしたい人
ストレート用スタイリング剤おすすめのヘアオイル
ミルボン|エルジューダ グレイスオン セラム
【商品名】ミルボン|エルジューダ グレイスオン セラム(洗い流さないトリートメント)
【商品の特徴】日々のドライヤーやヘアアイロンは髪の熱老化を促進させ、パサつきの原因になります。
エルジューダ グレイスオンは毛髪保護成分ビサボロールを配合し、ドライヤーの熱から髪を保護します。パサつきを抑え、髪の美しさを保ちます。
【使用方法】タオルドライ後に、適量を髪全体によくなじませてます。そのあとは、髪を乾かして仕上げます。推奨はアイロンした後につける!
こんな人におすすめ
・髪のダメージが気になる人
・ハイトーンのヘアカラーしていて艶がない人
・髪のパサつきを抑えて毛先のおさまりを良くしたい人
巻き髪・コテ用 スタリング剤の使い方【手順】
1:ドライヤーをする前に濡れた状態でプレジュームミルク1、ディーセス レミュー、ディーセス エストクアルなどをどれか事前につけてから乾かす。(ドライヤーはマイナスイオンドライヤーがおすすめ)
2:髪が乾いたらクフラ リッジカールスプレーなどをスプレーした後アイロンまたは、ホットカーラーを巻いていきます。
(アイロンはクレイツイオン カールアイロンなどがおすすめです)
3:コテ、ヘアアイロンが終わったらプレジュームドロップ2を1プッシュ手に取り手のひらに伸ばして髪の毛全体にもみこんでいきます。
4:全体をほぐしたら、手ぐしで滑らせるように毛流れを整えてセットしたら完成です。
5:仕上げにニゼル ステイフォグで1日中ヘアスタイルをキープ。
巻き髪・コテ用 髪を乾かす前につけるおすすめのスタリング剤
髪をお湯で濡らしタオルドライ後、乾かす前につけるおすすめのスタイリング剤をご紹介します。
巻き髪・コテ用スタイリング剤おすすめのヘアミルク
ミルボン|プレジュームミルク1
【商品名】ミルボンプレジュームミルク1(洗い流さないトリートメント)
【商品の特徴】水分感のあるくっきりとしたまとまりで、パーマデザインからストレートスタイルをしなやかに表現するアクアミルク。
【使用方法】タオルドライ後に、適量を髪全体によくなじませてから、髪を乾かしヘアアイロンをします。アイロンが終わったら、さらに適量を毛先中心になじませます。
こんな人におすすめ
・髪のダメージが気になる人
・髪をしっとりサラサラにしたい人
・1日中、ヘアスタイルをキープしたい人
巻き髪・コテ用スタイリング剤おすすめのクリーム
ミルボン|ディーセス レミューフイルド
【商品名】ミルボン|ディーセス レミュー(洗い流さないトリートメント)
【商品の特徴】うるおいとまとまりを与え、毛先までの美しさを引き出す髪の基礎化粧品。濡れた髪、乾いた髪に使うことでそれぞれ異なる質感が得られます。
●ウェット…ダメージ等でパサつく毛先にうるおいを与え、髪の水分保持機能を高めます。
●ドライ…髪1本1本を毛先まで包み込み、みずみずしいまとまり感のある仕上がりに。
【使用方法】タオルドライ後、2プッシュ程度を手のひらでよくのばし、毛先を中心によくなじませてから乾かします。 さらに仕上げに使う場合は、毛先に1プッシュ程度塗布します。
こんな人におすすめ
・髪のダメージが気になる人
・毛先が絡まりやすい人
・しっとりまとまるのあるカールを出したい人
巻き髪・コテ用スタイリング剤おすすめのヘアオイル
ディーセス エストクアル
【商品名】ミルボン|ディーセス エストクアル(洗い流さないトリートメント)
【商品の特徴】アミノ酸系オイルと微粒子クロスポリマーにより、つややかさと、さらさら感を持続。
【使用方法】タオルドライ後、2プッシュ程度を手のひらでよくのばし、毛先中心に全体になじませます。 その後乾かして仕上げて下さい。
巻き髪・コテ用 へアアイロン(巻く前)前におすすめのスタリング剤
髪を乾かした後、巻き髪用カールアイロン・コテをする前につけるおすすめのスタイリング剤をご紹介します。
ミルボン|クフラリッジカールスプレー
【商品名】ミルボン|クフラリッジカールスプレー
【商品の特徴】巻き髪前のカールスプレー。中間部の「バラけ」と「毛先のまとまり」を実現し、ラフなカール感に。アイロンの熱でやわらかくなり、毛髪全体に薄くやわらかい皮膜を創るベタインポリマーの働きで、崩れにくいまとまりを創ります。セクシーな「フルーティフローラル」の香り
【使用方法】使い方は超簡単です。巻く前の髪の毛に軽くスプレーをするだけ! カールがすぐに取れてしまう方やカールの持ちが悪い方でもしっかりキープしてくれます。
重くなる心配もなくフワッとした軽い質感になります。
こんな人におすすめ
・カールの持ちが悪い人
・しっかりヘアスタイルをキープしたい人
・毛先のまとまりのあるカールを出したい人
巻き髪・コテ用 カールアイロンにおすすめのスタリング剤【仕上げ剤】
プレジュームドロップ(巻き髪・コテ専用スタイリング剤)
【商品名】ミルボン|プレジュームドロップ(洗い流さないトリートメント)
【商品の特徴】なめらかな指通りで、まとまりのあるかすかな束感を実現します。
【使用方法】カールアイロンを使用後、ワンプッシュをひらでよくのばし、カールに指を通しながら塗布してセット。
こんな人におすすめ
・髪のダメージが気になる人
・カールをしっかり出したい人
・1日中、ヘアスタイルをキープしたい人
仕上げは1日スタイルキープできるおすすめのヘアスプレー
へアイロンで綺麗にヘアセットできたらそのヘアスタイルを1日キープする必要があります。
そこでおすすめなのがミルボンのヘアスプレー『ニゼル ステイフォグ』
肝心なヘアスタイルのキープはもちろんのこと艶感を出したり毛先の動きやカールなどのニュアンスをしっかりホールドしてくれます。
また、スプレーを振ってもパリパリに固まらないので指を通したりヘアスタイルの手直しも簡単にできますよ♪
ヘアアイロン後のケアは
毎日、ヘアアイロンをかけるということは、髪に相当なストレスを与えてしまいます。
なぜなら、ヘアアイロンの熱で髪の中でタンパク変性がいつ起こってもおかしくないからです。
1度、タンパク変性を起こしてしますともとには戻らないので、普段から髪を優しくいたわるシャンプーやトリートメントを使ってあげることが大切です。
なので、毎日使うシャンプーは弱酸性タイプのアミノ酸系シャンプー&トリートメントを使いましょう♪
たったそれだけで、あなたの髪を毎日のドライヤーやヘアアイロンから保護することができます。
その結果、いつも艶やかでサラサラの髪を保つことができるでしょう。
まとめ
今回は、ヘアアイロンの熱から守る髪が痛まないおすすめのスタイリング剤をご紹介させていただきました。
ストレートアイロンや巻き髪・コテ・カールアイロンを使用する前のケアはとても重要です。
なぜなら、僕たちの髪はとてもデリケートでヘアアイロンの熱によるタンパク変性がいつ起こってもおかしくないからです。
1度タンパク変性を起こしてしまうと、もう二度と髪はもとの状態に戻りません。
なので、いつも艶やかなの髪を維持するためにもしっかりヘアアイロン前のケアをしっかり行いましょう!
参考
タンパク変性とは?
タンパク変性とは縮毛矯正やデジタルパーマ、日頃のアイロンなどの熱によって起こる
タンパク質の凝固の事を言います。タンパク質変性の特徴としては髪の毛が硬くなり
パーマがかかりにくくなります。また、カラーも狙いどうりの色が出せなくなってしまいます。
髪の毛というのは90%がタンパク質で出来ています。卵やお肉と同じです。
卵は熱を加えると硬くなって元に戻らなくなりますよね?それと同じです