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パーマはどんなしくみでかかるの?

 

naru
『パーマがかかる仕組み(しくみ)って知っていますか?』パーマをかけるとウェーブになったりカールになったりしますよね? 『ちょっと不思議だと思いませんか・・・?』

 

実は、パーマロッドの大きさや形にのよってウェーブやカールの大きさも変化するんです。

でも、なぜ髪の形状がなぜ変わるのか?

 

この記事では、パーマがかかる仕組み(しくみ)や一度かけたパーマがなぜ?とれていくのか?かけたパーマを長く持たせる方法についてお話しましょう!

 

パーマがどのようにかかるのか?その仕組み(しくみ)について

パーマロッドを巻いた女性

 

私たち美容師は毎日、お客さんにパーマを当たり前のようにかけていますが、

一般の方は、パーマをかけるとウェーブなったりカールになったりと髪の形状が変化することを不思議に感じているのではないでしょうか?

 

『パーマがかかる仕組み(しくみ)』

それは、パーマの薬剤の働きで髪の中にある間充物質(ケラチンタンパク質)と繊維質のS-S『シスチン』結合の結びつきが、切れたり離れたりするからです。

 

このS-S結合は、髪の形をキープする役目を担当しています。

 

では、どんな風に作用するのでしょうか?

 

パーマ液も1剤と2剤からできていて、それぞれ作用が違います
まず、パーマ液の1剤がS-S『シスチン』結合のつながりを切ってくれます。

 

すると、髪の中で繊維をまとめている間充物質(ケラチンタンパク質)が、トロトロしたやわらかい状態へと形を変えるんです。

 

これがS-S結合が切れた状態です。

 

次にパーマ液の2剤をつけます。

 

すると、1度切れたS-S結合が2剤によってまたつながりクセづけした形をキープしてくれるんです。

 

要する『1剤で形をつけて2剤で形状を記憶っさせるってイメージかな?』

 

『この説明でわかりました?(笑)』

 

パーマをかける時って、まず、パーマの1剤をつけますよね?

 

これはまず、髪の結合を切ることから始まり、

 

その後、ロッド巻き

 

時間を置く(10分~15分)

 

ここで一度テストカール。

 

巻いたロッドで狙ったウェーブやカールが出ていれば2剤で固定(結合をつなげる)させる作業をするのです。

 

また、ウェーブやカールをしっかり固定するために、2剤を2回にわけて2度つけして10分+5分程度置いて還元させます。あとは、ロッドアウトで終了です。

 

『つまり、髪のスタイルに合わせて、間充物質と繊維質の結合する位置をコントロールするのが、パーマをかけるってことなんですね!』

 

溶かした材料を型に入れて固める、デザインづくりのようなイメージなりますね。

 

『どうでしたか?パーマがかかる仕組み(しくみ)わかってもらえたかな?』

 

〇パーマの1剤や2剤の成分の違いや作用についてもっと専門的に知りたいって方は以下の記事を見てもらうともっとパーマの知識が広くなるよ!

 

 

ここまでで大体パーマがかかる仕組み(しくみ)についてはわかって頂けたと思います。

では、そのかかったパーマはなぜ?とれていくのか気になりませんか?

 

では、見ていきましょう!!

 

パーマは、期間が経てば必ずとれていきます!!その理由は?

考える 女性

 

『美容院でパーマをかけてもらって、今回は、めっちゃ気に入ってる~!!』

 

『長く持って欲しいな・・・。』

 

なんてきっと思うこともあるでしょう。

 

でも、そのお気に入りのパーマ。

 

時間が経てば残念ながら必ずとれて落ちていきます。

 

≪その理由はこちら≫

≫パーマは時間が経つとなぜとれる?時間が経つと広がる原因とは?≫

 

これで、

『パーマのかかる仕組み(しくみ)』『パーマがとれる仕組み(しくみ)』『お気に入りのパーマを長く持たせる方法』がわかってもらえたかな?

 

次は、お気に入りのパーマをいかに長く持つようにするには何をすれば良いのかですよね!

 

 

お気に入りのパーマを長く持たせるためのコツと大切なこと!

パーマかけた女性

 

パーマにも賞美期限というものがちゃんとあるんです。

 

でも、これもパーマの種類によっても変わってくるんですよね。

 

例えば、通常のベーシックパーマのウェーブやカールなら1か月半から2か月ほど。

 

デジパなら3か月から6か月。縮毛矯正なら3か月などなどです。

 

パーマの種類は違っても長く持たせるコツはひとつです。

 

パーマをかけた後のアフターケア次第でお気に入りのパーマを長持ちさせることができるんです。

 

いくつか、例をあげれば

ポイント

『パーマをかけた日は髪を束ねたり、くくったりしてはいけない!』

『パーマをかけた日はシャンプーは控える!』

『洗浄力の強いシャンプーは使わない方がいい!』

 

などなどです。

パーマのもちやお気に入りのパーマを長もちさせる方法を以下の記事に書いているので良かったら見てね!!

 

 

まとめ

パーマがかかる仕組み(しくみ)は、1剤で、髪の中のS-S結合を1回切って、パーマロッドの形を覚えさせ、2剤でその形に記憶させるという感じの方がわかりやすいかなと思います。

 

ウェーブやカールの大きさもパーマロッドの太さや巻き方を変えることで自由自在にデザインできるんですよね!

 

パーマのとれる仕組み(しくみ)がわかれば、どのくらいのペースでパーマをかければ良いとかもわかるし、上手にお手入れをすればお気に入りのパーマを長く持たせることもできるんですよね。

 

パーマが長く持てばコスパもかなり上がりますものね(笑)

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