
髪が太くて白髪染めをしても白髪がぜんぜん染まらない…。なぜ?
もしかして白髪が染まらないのは、白髪染めの選び方が間違っているせいかな…。?
太くて硬い白髪でもしっかり染める方法や白髪染めがあれば教えてほしいなぁ…。
こんな悩みを解決します。
『私は、白髪染めをしても髪が太くて硬いから白髪が染まらない…。』なんてあきらめていませんか?
それは、単純に『白髪染めの選び方を間違っているからです。』
そういう時は『根元は暗めの白髪染めで染め、毛先は明るめ白髪染めで染めればしっかり染まり髪全体は暗くならずに自然な染め上がりになります!』
そこで今回は、なぜ?髪が太くて硬い人が白髪が染まらないのか?その原因や解決策、おすすめの白髪染めをご紹介します。

この記事を書いている僕は、美容師歴30年。
現在まで『美容院で白髪が染まらない…。』『市販の白髪染めで染まらない…。』というお客様のお悩みをすべて解決してきました。
なので安心して読み進めてくださいね♪
本記事を最後まで読むことで、どんな染まりにくい白髪でも簡単にしっかり染めることができるようになります。
髪が太くて硬い人が白髪染めをしても白髪が染まらない原因!
その理由は、硬くて太い白髪は、キューティクルがうろこ状にみっしり揃っているからです。
そのおかげでキューティクルが開きにくい上に、白髪染めを塗布しても白髪の部分だけカラー剤を弾きやすく浸透を妨げやすいのです。
もしもあなたが市販の白髪染めをしているなら、染まらない原因は2つ
ポイント
1:明るめの白髪染めを選んでしまっている。
2:単色だけで染めている。
1:明るめの白髪染めを選んでしまっている
もともと髪が太く硬い人は、明るめの白髪染めで染めても根元の白髪は全然染まりません。
その結果:根元が薄く染まって白髪の部分がピカピカ光っている。毛先ばっかりが染まって暗くなってしまうです。
なので、白髪の染まりが悪い人は、暗めのカラー剤を選ぶ必要があります。
ただし、白髪の少なめの人が市販の白髪染めを選ぶ時は注意が必要です。
白髪が少ない人にありがちな市販の白髪染めの失敗例はこちら
2:白髪染め単色だけで染めている
市販の白髪染めを使っているほとんどの方は、単色で髪全体を染めているかと思います。
『これは大間違い!』
白髪の染まりが悪い人ほど根元は暗めの白髪染めで染め、毛先は明るめの白髪染めで染めるが正解です!
すなわち、根元用と毛先用の2種類が必要になります。
こうすることで、根元の白髪はしっかり染まり毛先は明るく染まって根元から毛先まで均一に染め上げることができます。
白髪が染まりの悪い人でも、白髪染めの選び方さえ間違はなければちゃんと白髪は染まるようになりますよ♪
美容院で白髪染めをしたのに白髪が全然染まらない理由についてはこちら
太くて硬い白髪でもしっかり染まる白髪染めの選び方!
◎太くて硬い染まりにくい白髪をしっかり染めるためにはプロ用の白髪染めを使うが正解!
なぜなら、市販の白髪染めは、パワーが強わりに染まりが悪く髪へのダメージが受けやすいからです。
なので、今回は、僕がサロンで使用しているプロ用のミルボンのオルディーブボーテのb5-BB(ベージュブラウン)とb9-BB(ベージュブラウン)を使って染める手順を解説していきます。
手順
- 白髪染めを根元用(b5-BB)と毛先用(b9-BB)2色用意する。
- まず初めにとくに白髪の多い根元部分だけにb5-BBを塗布する。
- 先ほど塗布したb5-BBの上からb9-BBを重ね塗り根元全体に塗布する。
- 根元の塗布が全部終わったら毛先にb9-BBを毛先全体に塗布する。
- ラップを軽く上からかけ自然で20分+ラップを外して5分放置。
- カラーチェックして根元が染まっていればシャンプー。
この手順でやれば、どんなに染まりにくい白髪でも完璧に染め上げることができますし、根元の白髪は、しっかり染めて毛先は暗くならず自然な感じに染め上げることができます。
ミルボン|オルディーブボーテで根元しっかり染めて髪全体を明るくしたいという方はこちらの記事へ
参考記事
≫ 美容師おすすめ|明るい白髪染めレシピ!市販で購入セルフカラー!
まとめ
【白髪染めで髪が太くて白髪が染まらない原因】
- キューティクルがみっしりうろこ状に揃っているから
- カラー剤を塗布しても白髪の部分だけカラー剤を弾きやすく浸透を妨げやすい
- キューティクルが開きにくいから
髪が硬くて太い白髪が染まらい人は、根元と毛先のカラー剤(2種類)を分けて使用すること。
染まりにくい白髪の部分には、暗めの白髪染めで染め、毛先の既染部は明るめの染めればOK!