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ヘアカラーをして1週間、2週間で色落ちするのはもう常識です!!

こんな悩み

・先日、髪を染めに行ったのですが2週間で経たないうちにヘアカラーがほとんど色が落ちた、下手すりゃ1週間もヘアカラーがもたない・・・。

・アッシュでカラーしたら3,4日で染めた色がぜんぶ色落ちした・・・。

・アッシュグレイに染めたら緑色になって1週間で色が落ちる・・・。

これって常識なの?

 

『美容院でヘアカラーをしたのに1週間。2週間で色落ち…。』

『これって施術した美容師が悪いのか?それともお客さんの髪質が悪いのか?』

『いったい誰の責任なのっ…。?』

などという多くの質問がyahooの知恵袋に投稿されていました。

 

まさに、『美容院で高料金を払ってヘアカラーをしたのに1週間で落ちるのは早過ぎでしょ…。?』という書き込みのオンパレード(´;ω;`)

 

ってことで

そんな悩みを解決します!

 

この記事を書いている僕は、美容師歴30年。今までヘアカラーしてきた人数?回数?は約数万回かなw。数えたことはないですがとにかくベテランです。

 

本記事を最後まで読むことで

・『なぜ?美容院でヘアカラーをしても色落ちしてしまうのか…。?』

・『美容院のヘアカラーやセルフカラーで染めた色を長持ちさせる方法』

がわかるよ。

 

記事の内容

・ヘアカラーをして1週間、2週間で色落ちするのは『ヘアカラーをした美容師が悪い?』『お客さんの髪質が悪い?』

・ヘアカラーをして1週間、2週間で落ちるのはもう常識なの?

・ヘアカラーをしても1週間、2週間で経たないうちにヘアカラーがほとんど落ちてしまう(褪色)の理由。

・ヘアカラーの色味をアッシュにしたら3,4日で染めた色が全落ちする理由。

・アッシュグレイに染めたら緑色になって1週間で色落ちする理由。

・ヘアカラーの色落ちを防ぎ色持ちを長く持続させる方法!

 

ヘアカラーをして1週間、2週間で落ちるのは『ヘアカラーをした美容師が悪い?』『お客さんの髪質が悪い?』

ヘアカラーをして1週間も色落ちが早いのは?

『ヘアカラーをした美容師が悪い?』

『お客さんの髪質が悪い?』

 

この質問に関しては、肯定も否定もしません。(ちょっと逃げ腰ですが(笑))

 

ただ言いたいことは、美容師が施術をする前にしっかり

『1週間くらいで色落ちしますがよろしいですか?』

『もしかしたら、3,4日で色落ちするかも・・・』

などいうことを伝えていないからそのような投稿が多いのではないかと思います(笑)

 

それと、お客さんの方も

『ダブルカラーやブリーチを繰り返した髪にヘアカラーをすると、どのくらい色持ちするのか?』

という知識を認識しておくべきかもしれませんね。

 

ネットでちょっとググればいくらでもそんな情報は手に入りますしね。

 

とはいえ

お客さんから料金を頂く側の美容師が伝えなければならないのが普通なんですが…。

 

3、4日や1週間で色落ちした場合、染め直ししてくれるのか?

と、心配している方もいるかと思いますので、言っておきます。

〇通常、保証期間の間なら染め直しはしてくれるかと思いますが、サロンによってもいろいろなので

直接、電話をかけて問合せしてみた方が良いと思います。

 

あと、お客さん側のちょっとした思い込みで「雑誌のモデルさんや芸能人はいつも綺麗な色をキープしているから、私もできると思ってしまうこと」です。

 

確かに、雑誌に載っているモデルさんや芸能人などは、綺麗な色のヘアカラーをいつもキープしています。

 

でも、その色をキープするためには、頻繁に美容院に通って色落ちした色味を入れ直し行ったり、色持ちがよくなるようなトリートメントをサロンでしたり、ホームケアでは色落ちしにくいシャンプー&トリートメントを使用していたりと相当なお金をつぎ込んでいます(笑)

 

まぁ~芸能人やモデルさんは、露出してナンボの世界ですからその業界では常識のことかもしれません。

 

なので、お気に入りのカラーの色を長くキープさせるためにはそれなりにお金をかけないといけない、【カラー直後のメンテナンスがとても大事】ということになります。とくに重要なのが自宅でのヘアケアです。

 

ヘアカラーをして1週間、2週間で落ちるのはもう常識なの?

ヘアカラーをして1週間、2週間で色落ちするのはもう常識の話です!

 

10トーン以上のおしゃれ染めをしている場合、ヘアカラーの色味は2週間以内で色落ちします(早ければ1週間以内)

ダブルカラーやブリーチを繰り返している髪なら、ヘアカラーをして1週間以内(下手したら1日~3日程度)で色落ちします。

 

なぜなら、そもそもヘアカラーの色味というのはカラー剤の効果によってトーンアップした髪の上に乗っかっているだけで定着しないからです。

 

しかも、ブリーチを繰り返した髪やハイトーンのヘアカラー毎回している髪ほど色落ちが激しく色持ちが悪くなる傾向にあります。

 

その一方で白髪染めの場合は、白髪を染めるための濃い黒から茶色の色素が配合されているので茶色の色素は髪に残りますが色味はおしゃれ染めと同様色落ちします。

※ 色味とは、ピンクブラウン、アッシュブラウン、マットブラウンなど〇〇ブラウンの前についている色味のことです。

 

ヘアカラーをしても1週間、2週間で落ちる4つの理由!

色が抜けてパサパサな髪

 

この原因のほとんどは

市販のおしゃれ染めや白髪染めをしている。

ハイトーン(10~14レベル)のおしゃれ染めやダブルカラーを頻繁にしていること。

ブリーチを繰り返していること。

市販の安価なシャンプー・洗浄力の強いシャンプーを使っていること。

 

この4つがあげられます。

それでは、ひとつずつ解説していきますね!

 

市販のおしゃれ染めや白髪染めをしている!

市販のおしゃれ染めや白髪染めをしている場合は、色落ちするのは仕方ないと思っておいた方がいい。

 

なぜなら、市販のカラー剤は、素人でも簡単に染まるように作られているからです。

 

とくに泡カラーは、髪が傷みやすく染まりが悪いと美容ディーラーの方も言ってましたからね…。

 

なので、セルフカラーをしている人はプロ用のヘアカラーを使いましょう♪

 

 

ハイトーン(10~14レベル)のおしゃれ染めやダブルカラーを頻繁にしていること

ハイトーンのおしゃれ染め (10トーン以上)やダブルカラー繰り返した髪は、ヘアカラーのアルカリ剤のブリーチ作用によりキューティクルが剥がれてしまったり、健康な状態では、ちゃんと綺麗に並んで閉じているはずのキューティクルが開きっぱなしの状態になってしまいます。

 

そうなると髪の中のタンパク質と一緒にカラーの色も外へ流れ出して中は空洞状態になってしまいます。

 

もっと、わかりやすく例えるなら

たくさん穴の開いた円柱の筒をイメージしてください。

そこに上から色のついた水を入れます。

色のついた水は穴からどんどん流れていきます。

そんなイメージですね!!

 

おしゃれ染めは、カラー剤のアルカリ作用によってキューティクルを開かせ髪の内部のメラニン色素を破壊して脱色します。

 

そこに色味が同時に入っていくわけですが、この色味はけっして定着することはないのです。

 

ブリーチを繰り返していること!

ブリーチを繰り返した髪は、髪の中のタンパク質が全くない状態に等しい。

 

ヘアカラーは、髪の中のタンパク質に作用して染料同士が手をつなぐようにつながって発色するしくみなので空洞になった状態でヘアカラーを色落ちしてしまう。

 

1日で色落ち、2日、3日で色落ちなんか当たり前です。

 

ブリーチ後の色落ちについては以下に記事に詳しく書いているので興味がある方は読んでね♪

 

市販の安価なシャンプー・洗浄力の強いシャンプーを使っていること!

市販の安価なシャンプーや洗浄力の強いもので毎日シャンプーすればすぐに色落ちします。

 

なぜなら、洗浄力が強いために髪の中のタンパク質や油分、カラーの色まで根こそぎ洗い流してしまうからです。

 

なので、ヘアカラー後のシャンプーは、髪に優しい負担の少ない弱酸性アミノ酸シャンプーのものを選びましょう。

 

ヘアカラーの色味をアッシュにしたら3、4日で染めた色が落ちる理由

 

同じおしゃれ染めでも色味によって色落ちや色持ちは違ってきます。

 

とくにアッシュやマット(緑系)はレッドやオレンジなどの暖色系の色味と比べて色持ちが悪い、色落ちが早いです。

 

なので、美容院でハイトーンカラー・ダブルカラー・ブリーチした髪にアッシュやマットに染めても3、4日で色落ちするのは当然の結果なのです。

 

 

アッシュグレイに染めたら緑色になって1週間で色が落ちる理由

アッシュカラーにしたのに仕上がってみたら緑っぽくなってしまった経験はありませんか?

 

その理由は、髪を脱色すると金髪=黄色っぽい感じになりますよね?

 

その黄色を打ち消すために青紫を入れて無彩色に近づけるのが「アッシュ」の原理なのですが、青の色味が入り過ぎると元の髪の黄色と混ざることで緑色になってしまうというわけです。

 

でも、この緑も1週間も経たないうちに褪色し色落ちします。

 

その理由は、上記でも言いましたがアッシュやマット(緑系)はレッドやオレンジなどの暖色系の色味と比べて色持ちが悪いから。

 

一言で、アッシュといってもメーカーによっても微妙に色味が違うし、ピンクアッシュ、アッシュグレイなど同じアッシュでもいろんな色味があるので染める前のベースの色をしっかり美容師が把握することが大切です。

 

※ 補色の関係をうまく利用してカラー剤の調合をしないと綺麗なアッシュ色はでないってことになります。

 

ヘアカラーの色味を長持ちさせ、色落ちを防ぐ方法!

シャンプーしている女性

・ヘアカラー直後48時間はシャンプーはしないこと!

・美容院で販売されているカラーケア用弱酸性のアミノ酸シャンプーが有効です!

・シャンプーのあとは、必ずドライヤーで髪を9割程度まで乾かすこと!

 

ヘアカラー直後48時間はシャンプーはしないこと!

カラー直後から48時間は、色の定着が不安定な状態です。

この間に、シャンプーをしてしまうと一気に色落ちが進む傾向があるのでシャンプーは控えるようにしてください。

 

カラーケアに特化したアミノ酸系のシャンプーを使う!

その理由は3つ

1:カラーの色落ちや色持ちをなくす目的を最優先に考えられて作られている。

2:洗浄力の弱い髪にやさしいアミノ酸成分を使用している。

3:シャンプーの毛髪保護成分が褪色を抑制、トリートメントがタンパク質を補修する。

 

カラーの色落ちや色持ちをなくす目的を最優先に考えられて作られている。

カラーケアに特化したサロンで扱っているシャンプーなどは市販のものとは違い、『ヘアカラー直後の色落ちをいかになくすか?』を徹底的に分析して作られています。なので、カラー後の色を長持ちさせることが可能なるんです。

 

とはいえ、市販のシャンプーとサロンのシャンプーの違いがよくわからないという方は以下の記事を参考にしてください。

 

洗浄力の弱い髪にやさしいアミノ酸成分を使用している。

市販のシャンプーは、安価な高級アルコール系の界面活性剤が使用されていますが、サロンのシャンプーはアミノ酸系の洗浄成分で低刺激なグルタミン酸、グリシン、アラニンなどの高級で人の身体に無害な成分をしています。

なので、カラー直後からの色落ちを防ぐことができます。

 

シャンプーの毛髪保護成分が褪色を抑制、トリートメントがタンパク質を補修.。

ヘアカラー直後の髪の内部では結合が決断された不安定な状態のためタンパク質と一緒に色も流出しやすい状態です。

 

切断されたタンパク質に新たな結合をすることでタンパク質の流出を抑制し褪色を抑えることができます。

 

シャンプーのあとは、必ずドライヤーで髪を9割程度まで乾かすこと!

シャンプーの後の濡れた髪はキューティクルが全開に開いている状態です。

開きっぱなしになったキューティクルの間から間充物質(タンパク質)やカラーの色素がどんどん流出するのでシャンプーの後はドライヤーでしっかり乾かしましょう。

ちゃんと乾かすことでキューティクルが閉じてカラーの色素やタンパク質の流出を防げます。

 

 

まとめ

カラーの色味を長持ちさせ、色落ちを防ぐには?

・ヘアカラー直後48時間はシャンプーはしないこと!

・美容院で販売されているカラーケア用アミノ酸シャンプーが有効です!

・シャンプーのあとは、必ずドライヤーで髪を9割程度まで乾かすこと!

 

この3つを必ず行うことで色落ちを防ぎカラーの色を長持ちさせることができます。

 

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商品の詳細については以下の記事へ

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